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ほとんどは筋肉の痛み


 4.筋肉の痛み


   痛みを出してるのは筋肉です。いわゆる「筋肉痛」ですね。
   たかが筋肉痛と思いますか?
   筋痛は「ちょっと痛む」から「激痛」まで程度差があるのが特徴です。
   緊張度合いに応じてどの程度痛むかは、各人の脳が決めることです。同じ度合いでも人によって痛さは変わるのです。

   筋痛は、自律神経のバランスの乱れ→血流悪化で生じます。
   長時間労働や精神的ストレスが自律神経のバランスを乱す原因です。。

   自律神経とは心拍、血流、呼吸、消化等、生命活動を調整している神経系です。
   自律神経には交感神経と副交感神経の2種類があります。
   交感神経が副交感神経よりも働いている状態を 交感神経優位(緊張モード)といい、
   副交感神経が交感神経よりも働いている状態を 副交感神経優位(リラックスモード)といいます。
   
   一般に、活動盛んな昼間は交感神経優位、休んでいる夜は副交感神経優位となります。
   どちらが良いのではなく、バランスよく繰り返すことで血流は適正に維持されます。

   長時間労働・精神的ストレスは交感神経優位の時間を長くさせがちです。
   交感神経優位は、いわば「戦う」ための状態です。心拍数を早め、血管を収縮させ、血圧を高くします。
   戦うのに必要な筋肉に素早く血液を送るためです。その間、反対に内臓への血流は抑制されています。
   
   しかし、いつまでも内臓への血流を抑えているわけにもいきません。
   交感神経優位が長く続きすぎると、やがて体は自然に内臓へ血を回すようになります。
   その場合でも、血管が引き続き収縮したままだと、逆に筋肉の血流が悪化してしまうのです。

   血流悪化が長く続くと、プロスタグランジンという物質が体内に生じます。プロスタグランジンには血管拡張作用があります。
   血流悪化箇所に血を回すよう自然治癒力が働くのです。
   ところがプロスタグランジンは発痛物質でもあるため、痛みも出してしまいます。
   痛みは不快な症状ですが、実は治癒反応なのです。